「こままど」キックオフイベント「まちと住まいのこれから」
(4) (移住検討者向け)「高麗リトリート企画の取り組み」
佐藤まゆか氏
5年前にこま武蔵台に引っ越してまいりました。その理由は子供の進学のこともあったのですけれども、自然に近いところに暮らしたいと考えていた中で。実際にこちらに来まして、山に近い暮らしと、空気の良さに魅了されまして、こま武蔵台にお世話になることとしました。夜になると森が空気の入れ替えをして、冷たい風が吹くのですね。そうすると昼間の二酸化炭素が浄化されまして、夜に新鮮な森の香りを感じる、それを埼玉県で味わえるということにとても驚きました。そして野菜スタンドでは四季折々の新鮮な野菜が並んでいまして、それを使う楽しみがあります。こんなに素晴らしい里山の魅力が溢れている、ということに気づきました。
さらにこま武蔵台での生活が長くなってくるにつれて、ここが歴史の深い地域だということに気づきました。五千年前から人が暮らした遺跡があり、渡来人の方々の歴史を含めて、本当に大昔からの人々の暮らしについて体感したのですね。こま武蔵台の魅力がどこまで伝えられているのかなということが、とてももったいないなと思い始めました。そして、友達がこちらでも何人かできましたので、みんなでこの歴史を見つめ直そうというコミュニケーションができました。
お野菜とか歴史とか、里山の景色を、改めてじっくり堪能できるような、お散歩コースという企画を昨年立てました。私はもともとさいたま市でカフェをやっておりまして、日高市の野菜をつかったお惣菜をつくっております。お散歩コースには、さいたま市近郊や東京の方を含めて20人くらいが参加されました。ゆっくりと里山を歩くことで、こま武蔵台の魅力を知っていただいたと思います。そして魅力をもっと色々な方に知っていただきたいという思いがあります。カフェの関係からの知り合いが浦和の駅前に小さなマルシェを開催しておりまして、期間限定ではありますが、こま武蔵台の可能性を発信していただいています。お惣菜も野菜やお肉も、埼玉産と表示しますと、召し上がれる方々が「これが埼玉産か」と驚かれます。ゆくゆくは観光客の方と地元の方々が交流できるような場所づくりにつなげていけたらいいなと考えております、縄文時代からこの場所で、私達と同じ食材で料理して、暮らしてきたということを体験できると、非常に良いことだと、私は考えております。私達が移住してきて、こういう活動ができるのも大昔から引き継いできた生活があります。そういったことを知りながら、美味しく食べて、かつ、私たちはこの場所で、どういうふうに暮らしてきたのか、振り返る時間とか、そういったものを考えました。こま武蔵台に住んでいる方以外の方々にも広く知っていただきたいと考えております。
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