「こままど」キックオフイベント「まちと住まいのこれから」
(2) (居住者向け)「地域に寄り添いながら」
日高都市ガス
当社は主にこま武蔵台、URこま川団地、東急こまがわ分譲地の開発に伴うインフラ整備、都市ガス、LPガス供給ため、昭和45年12月に設立いたしました。地域の皆様に支えられ、今年で設立56年を迎えます。近年は、市場環境の変化、社会的背景がもたらす少子高齢化と多様化する少子化ニーズに対して、水回りサービス、リフォーム、お困りごと故解決サービスの便利事業を開始してきました。地域の課題は当社の課題として捉え、常に変化し、挑戦を続けてきました。
そして2021年度、本格的に空き家管理・不動産事業を開始するとともに、ガス機器、リフォーム、水回り、空き家管理、不動産、住まいと暮らしのこの5つのサービスをお客様に分かりやすく親しまわれ、愛されるサービスにするために「e-home」という統一ブランドをつくりました。2010年度の当社社内資料に書かれていることですが、当時、こま武蔵台では買い物難民報道がなされ、数年後には人口の半分以上が65歳以上という状況でした。地域の大切なお客様が困っている、こういった問題は先送りできないという大きな社内での危機感の中、その解決方法の一つとして便利ショップを開設し、お客様のお困りを解決する窓口を開設することにしました。2011年東日本大震災で計画停電やガソリン・乾電池の不足などの社会的混乱の中、何とか便利事業の立ち上げをすることができました。これにより、これまでの都市ガス、LPガスの供給、ガス機器サービス、リフォーム、水回りサービスに加えて、便利なサービスである各種お困りごとのサービスを提供することになりました。エネルギーと住まいと暮らしのワンストップサービスの誕生です。
現在はリフォームサポートになっておりますが、便利ショップの主な業務内容をご紹介いたします。まずは定番のハウスクリーニングや、意外と注文の多いファニチュアサービス、いわゆる家具の移動などです。お問い合わせの多い作業としましては、エアコンクリーニングや、害虫駆除、蜂の巣の駆除があります。変わったご注文では、犬の散歩などがあります。また草刈りや、お庭のお手入れも非常に多い注文となっております。また、小さな住宅補修や水回りのご相談なども、当社の得意分野です。こうしてサービス展開してきましたリフォームの各サービスですが、地域の多くの皆様にご依頼をいただき、皆様に育てていただきながらここまできました。
しかし時の流れは早く、社会問題、地域課題は確実に進行していくことになります。2018年頃になりますと、空き家問題という言葉が多く聞かれるようになります。当社が地域の皆様の地域課題を解決する住まいと暮らしのサポートは、人にまつわるサービスとなっており、人がいなくなってしまうとサービス提供ができなくなってしまいます。遅ればせながら、当社も新たな社会課題、地域課題として空き家問題に注目をし始めました。2019年の社内資料では。10年後には3人に1人が65歳以上、約4件に1件が空き家になると言われていました。当社としましては少子高齢化、世代数減少、人口減少を直接的に食い止めることができないため、空き家に注目をしました。空き家については、空き家になる前にガスを使用していたお客様や、空き家のご近所の方からも多く相談が寄せられており、空き家問題を解消し、空き家に人が再び住むことで、必然的に人口減少を食い止めることができると考えました。喫緊の課題として捉えていたため、空き家管理のノウハウ取得と事業開始のスピード化を重視し、熟考の末、日本空き家サポートとのアライアンスを進め、空き家管理不動産事業がスタートしました。空き家管理サービスを通して建物の維持管理を行い、持ち主の方のご要望に応じて仲介・買取・販売も行います。住まわれているときからお客様の快適な暮らしのサポートと、大切な家・資産を守るご手伝いをし、人から人へ大事に引き継ぐ役割を担います。空き家が管理されることによって、まずは空き家所有者様の資産の維持につながります。次にはご近所・近隣住民の安全・安心が地域の安全・安心・安全保持、市域では住みよい町へとつながります。あわせて空き家にリノベーションを施し、地産価値向上と、二地域居住体験施設や宿泊施設、地域活性化の拠点となる施設としてリニューアルするなどの検討も考えられます。次に都心からのアクセスもよく、自然豊かな地域環境を取り込んだイメージ戦略・ブランド戦略を展開し、人が住みたくなるまちを実現します。空き家の維持・管理・利活用と地域プロモーションが、流入・近居・定住促進による地域活性化、持続可能なまちづくりを可能にします。
当社は日高市の空き家対策協議会のメンバーでもあり、空き家・空き地バンクへの参画、空き家管理サービスをふるさと納税の商品としても登録をしました。ふるさと納税制度を利用しての活性化にも寄与できればと思っております。空き家管理サービス開始の当初より、埼玉県の「空き家持主応援団」にも登録しています。
まだまだ駆け出しの当社の空き家管理事業ですが、そのような地域課題解決に向けた活動が評価され、2021年、地元のカンファレンスで最高賞を受賞しました。都市ガス会社が始めた不動産事業が地域の皆様に受け入れられるのか心配でしたが、少しずつではありますが、地域に認められてきた証として嬉しく思っております。当社の空家管理サービスは、日経新聞、朝日新聞、埼玉新聞、文化新聞など様々なメディアに支援していただき、お客様や関係者の皆様に大きな反響をいただきました。また、昨年の12月にはテレビ朝日のグッドモーニング、今年の1月にBS朝日の「つながるグッドモーニング」でも取り上げていただきました。
当社は地域課題の普及啓発活動にも力を入れています。昨年は武蔵台公民館との共催で、空き家問題を遊んで学べるワークショップ、空き家双六を開催しました。また、高麗川南公民館との共催で、全6回の就活セミナーを開催しました。
当社は普及啓発活動を通じて、これからも直接のサービス以外での契約を皆様の声に耳を傾け、自分ごととして共に考え話し合うことで、十人十色の皆様に寄り添っていただけたらと思っております。当社の住まいと暮らしのサービスeホームは、2026年4月に商標登録しました。地域の皆様に頼られ愛されるサービスとして、地域に目指し育てていきたいと思っております。今後も当社は、人とまち、今と未来へのコーポレイトスローガンの下、住む人のニーズに応えながら、日高市をより元気なまちへとつながるべく、お客様と一緒に考える会社を目指し、地域すべてのお客様の快適な生活に貢献してまいります。今後とも、地域の皆様の温かいご理解とご支援をいただきますよう、心よりよろしくお願い申し上げます。
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