講演+インタビューシリーズ『ライフスタイルを見る視点』



4.売場にて その1:木質材料
高山: 
ここは木質材料などを陳列したエリアです。集成材は寸法の種類が増えましたね。こうして一つ一つビニール包装しているのがホームセンターの特徴です。面取りされた集成材も販売していますが、これはさすがに職人さんはお求めになりません。一般向けです。
(右写真:様々な寸法の集成材)

石こうボードは、一般の方が購入なさるケースは少ないですから、プロ向けの商品と考えて差し支えありません。職人さんが複数枚で購入されるケースが多いので、昔とは違ってこうした山積みの状態で売るようになりました。
(右写真:平積みされた石膏ボード)

合板についても薄いものから厚いものまであります。これはコンパネですが、こちらはあちらの半分の大きさにもかかわらず、むしろ割高な価格が付いています。一般の方々はこうしたカット商品の方を好みます。通常の作業ではこの大きさで十分ですし、大きい寸法のものを買っても残りを処分するのに困りますから。
松村:  昔と比べると、この辺りの商品は充実してきているみたいですね。
高山:  消費者のニーズに合わせて商品を入れ替えて行くしかありません。その辺が小売業の難しいところです。
松村:  商圏としてはどれくらいを想定なさっていますか。
高山:  私共では半径20km前後を想定しています。今では、20km以内の場所に大なり小なり他の店舗が出始めましたから、商圏は少し縮まったかもしれませんが、かなり遠くから買いにくるお客様もいらっしゃいます。
松村:  この店舗のように、本格的な品揃えをしているホームセンターは増えてきていますか。
高山:  同じ売場面積のホームセンターで、木材だけでこれだけのスペースを確保している所は少ないかと思います。当店の2階は電気機器や簡単なリフォーム関連の商品などの売場ですが、こうした売場が面積の多くを占めているホームセンターがほとんどです。


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