講演+インタビューシリーズ『ライフスタイルを見る視点』


6.実感する都心居住
松村:  ちなみに、街なかに住んでいて便利なことってあるんですか?
西田:  何でも便利ですね。梅田も近いし病院も山ほど近くにある。百貨店にも思わずスリッパで行ってしまいそうなくらいです。
奥様:  自転車で行ったら心斎橋まで10分くらいですね。
鈴木:  ここに引っ越す前は芦屋に住んでいたんですよね?例えばお客さんが増えたとか、何か変化を感じますか。
西田:  昔に比べたらお客さんは来ますね。しょっちゅうというほどではありませんが、昔はほとんど来ませんでしたから。それに来るとなったら一生懸命片付けないといけない状態でしたしね。ここに来てからは近所の人が来てリビングでお茶を飲んだりしています。例えば一件隣のビルの管理人さんが夫婦で来られました。2人とも僕と同じ世代の方です。子ども向けのお習字教室には、近くのお母さんとお子さんが結構来て下さっていますので、一階は賑やかですね。
鈴木:  ただ住んでいるだけじゃなくて、奥さんが書道教室を開いているから立ち寄りやすいんでしょうね。
西田:  そうだと思います。それから回覧板がちゃんと回ってくるようになりましたね。実家を離れてから見たことがなかったので新鮮でした。
奥様:  町会がしっかりしているんですよ。お祭りなどもありますしね。
西田:  ここは江戸堀連合の中に位置していますが、なんでも地域の総会っていうのがあるらしくて、来年から来いって言われています。冬は火の用心で回らんなあかんよとも言われています。そういう行事に仲間はずれにされてないから楽しいですよ。もう地元の地図にも西田って書いてありますしね。
松村:  そのうち地図の中に「カフェ西田」とか書かれるわけね。
西田:  昔の地図とかも買ってみたんですけど、江戸堀とか、土佐堀とか、京町堀とかがあって…見ているだけでなんか楽しい。そうそう京町堀はある雑誌企画で大阪で住みたい街の2位に選ばれたみたいです。
松村:  だんだん郷土史家になってきそうだね(笑い)。



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