ただ、必ずしも、似た色にしてしまえば良いというわけではありません。下の写真では、青系の色と茶系の色をうまく対比させ、彩度(あざやかさ)を抑えることで、色彩的なまとまり感を出しています。伝統的なまちなみには、味のある優れた景観が多いですが、それは、素材を限定することによるまとまり感に加えて、時間が経過することによって生まれる彩度の抑制効果があり、よりしっとりとしたまちなみができあがります。
オランダの新規開発地
近隣の建物の色の使い方に注意して、色彩的な調和をとるように注意するだけでも、ずいぶんと調和のとれたまちなみに変わっていくでしょう。まずは、ご自分のすまいから、はじめてみませんか。