まちなみをよくするために私たちには何ができるでしょうか。ひとくちに「まちなみ」といっても、たくさんの要素があって何に注目してよいかわからないかもしれません。

そこで、ここではまちなみをみるための6つの視点を提案したいと思います。

まちなみ全体を改善するのは難しくとも、まずはこの中の一つに着目して、自分で出来ることから始めてみるというのはいかがでしょうか。
道路
道路には人や車が通るためのものである一方、まちなみの一つの要素として大きく貢献することができます。



まちなみを改善する方法のひとつとして緑に着目してみましょう。緑はまちなみにとってどのような効果があるでしょうか。



色はまちなみの印象を大きく決定づけます。古くからの建物が保存された町では、近郊で得られる建材をそのまま使うため、その素材色で町の雰囲気を形作ります。


照明
日が暮れると、まちにあかりが灯ります。昼間は太陽に照らされて特に不自由なく見えますが、夜になり暗くなると、照明による明るさが必要になるのです。そして、ただ照明で明るくするのではなく、効率的・効果的に用いる必要があります。


街の表情
まちなみにも、人間と同じように、多彩な表情を持ち合わせています。 建ち並んでいる建物の種類、建物の規模、一つ一つの建物の窓や看板などの付き方などや、建物のデザインによって作り出される表情、また、時間によって変わる表情や、そこに集まる人たちによって表情は変わり、二つと同じ街並みは存在しないのです。


視点
視点はまちなみの見え方を変化させます。道路上から見る道なりのまちなみが素晴らしい場所もあれば、どこか塔に登ってみるとまち全体が見回せて、その素晴らしさに目を奪われる事もあるでしょう。