講演+インタビューシリーズ『ライフスタイルを見る視点』
田辺裕康さん「UR空き住棟の改修利用実験「たまむすびテラス」(2)AURA243多摩平の森」
日時:2011年11月26日(土)14:10〜15:20〈AURA243多摩平の森〉

田辺裕康さん
たなべ物産株式会社 代表取締役社長



1.事業者のプロフィール
2.事業企画と改修デザイン
3.居住者のほとんどは2人世帯
4.団地の中の貸し庭と菜園
5.畑de婚活!?
6.低密度住環境の記憶
7.まとめ



1.事業者のプロフィール
松村:  まずは「AURA243多摩平の森」の事業者であるたなべ物産のご紹介からお願いします。
田辺:  私どもたなべ物産は昭和8年に八王子で個人創業したのが始まりです。当時、八王子は織物の町だったので糸の商売をしていました。昭和47年から不動産業に取り組むようになりましたが、むしろ本業は昭和50年から始めたサッシ工事業です。ちなみにAURA243多摩平の森の改修ではペアガラスを入れたり、玄関ドアを交換したりしましたが、もともとサッシ工事は本業なので自社で行っています。

現在も売上高はサッシ事業の方が圧倒的に多い状態です。事業の多角化を視野に、最近は賃貸事業にも力を入れています。こちらの方はまだ売上高は大きくありませんが、リノベーションをしたりして付加価値を付けていくことを考えています。



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