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出典:http://www.ur-net.go.jp/east/pdf/ur2011e_0608_tamamusubi_01.pdf
UR(都市再生機構)はルネッサンス計画という名称で既存住棟の再生実験を進めている。その第1弾が東久留米市のひばりが丘団地で行われた「住棟単位での改修技術の開発」である。この実験は2007年から2010年にかけて実施され、解体予定の階段室型住棟に対して、バリアフリー化、内装・設備改修、ファサード刷新といった改修技術の実証試験が行われた。
「たまむすびテラス」はルネッサンス計画の第2弾として日野市の旧多摩平団地で始まったプロジェクトである。こちらでは1960年竣工の5つの空き住棟を利用して「民間事業者による住棟単位での改修・活用に関する実験」が実施されている。具体的には民間事業者がURと15年から20年間の定期借家契約を結び、サブリース事業が展開されている。
事業者募集は2010年に行われ、東電不動産、たなべ物産、コミュニティネットの3者が選定された。それぞれ「団地型シェアハウス」「コロニヘーブ(デンマーク語:小屋付き庭)」「高齢者を中心としたコミュニティハウス」という特徴的な事業提案が評価されたようである。改修工事は2011年3月下旬から順次竣工し、2011年10月22日にはUR都市機構及び3事業者共同のまちびらきイベントも行われている。
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