「障害者の居住にも対応した住宅の設計ハンドブック」の解説

(3) 共用部の設計

 

1) 共用廊下と建物出入口

高低差が160mm以下で勾配が1/8以下の傾斜路若しくは勾配が1/12以下の傾斜路を設け、かつ、その有効幅員を1,200mm以上 (階段に併設するものは900mm以上) とすること。また、始点及び終点に、車椅子が安全に停止することができる平坦な部分 (1,500mm×1,500mm以上) を設け、高低差750mm以内ごとに1,500mm以上の踏面を設けること。
車椅子使用者の昇降に資する段差解消機などの設備を設置すること。また、当該段差解消機は、車椅子使用者が自身で操作できるものとすること。

2) その他の単位空間