自然と健康になる住宅づくりを目指して

 

千葉大学予防医学センター特任教授 河口謙二郎

千葉大学予防医学センターでは、高齢者の健康寿命に社会環境や物理的環境が大きく影響するという観点から、高齢者向け住宅での調査を行い、居住者の社会参加を促すことが要介護リスク低減につながるとのエビデンスを蓄積されています。河口氏は、高齢者向け住宅での調査データによる、日本版Age-Friendly Housingの基準策定と検証を行い、自然と健康になる高齢者向け住宅の展開を考えられております。

(1) ゼロ次予防