照明

日が暮れると、まちにあかりが灯ります。昼間は太陽に照らされて特に不自由なく見えますが、暗くなると明るさが必要になるので、夜のまちなみに照明は不可欠です。そして、ただ照明で明るくするのではなく、効率的・効果的に用いる必要があります。暗すぎて段差がわからなかったり、曲がり角がわからなかったりするのは困りますが、多すぎる光は逆にまぶしさを感じてしまい見えにくくなってしまう場合もあります。

また、夜ならではの演出が照明で可能になります。そのひとつの例がライトアップです。(写真左)


ライトアップによって門や壁面が照らされると建物の形がわかり、夜のまちなみにいろいろな表情を出すことができます。暖かみのある光の色を用いると穏やかなやさしい雰囲気、白い色を用いるとクールさ・さわやかさを演出できます。また、ご近所で照明の色を合わせる、門灯の高さを合わせるなどの工夫により、まちなみの統一感を演出するという方法もあります。 そのときは、必要以上の光を使わない、寿命の長いランプを用いるなどの配慮が必要です。

安全のためだけの照明でなく、少し工夫を加えて夜のまちなみを演出してみましょう。