NEW-NEWTOWNに向けて
 −相鉄いずみ野線沿線の取組−

3) 横浜国大生からのまちづくり提案

 横浜国立大学学生からは、みなまきエリアでの新しい暮らし方を考える、まちづくり提案が行われました。大学院の演習課題を通してなされた提案や、地域実践の授業の中のチームのメンバーが3組ずつ、数か月間案を検討して、相鉄不動産とプレゼン合戦を行うなど、多数の提案がなされました。提案は以下のものです。

①「貸すたむ車庫」でまちを再編する

②通い合う庭 (道庭・小庭)

③“kitchen house Shoku no Dojo”


(5) おわりに:『NEW-NEWTOWN』

 高度成長期に大量開発されたニュータウンは、昼間は都心に通勤して働き、子育て主婦が街に残る、休日は他地域に遊びに出かけるところでした。それがオールドタウン化し、ファミリー世帯の他地域への流出、高齢化の進展と単身化、空き家の増加、公共交通の維持困難化といった問題が顕在化しています。
 『NEW-NEWTOWN』とは、起業・お母さんの働く場・テレワークなど地域ではたらく場であり、土日も地域で楽しむことのできる場、他地域からはたらき・あそび・買いに来る場と考えられます。住宅だけのみが建ち並ぶベッドタウン・オールドタウン化したニュータウンに対して、土日も楽しむことができる、遊んでよし、働いてよし、高齢者も若い人も暮らして楽しい『NEW-NEWTOWN』を考えていきたいと思っています。