シニア向けの生活サービス・パッケージ「伴奏パック」の研究

(3) 無料試行の次の段階の研究

(4) 「伴奏パック」試行研究のまとめ

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自立でも、後期高齢者には疾病等から一定のサポートニーズがあります。当初は、生活相談員がお宅に伺っても、なにをしてもらったらいいかしらと、ニーズの顕在化は難しい状態でした。目の前の困りごとを入口から解きほぐしていくことで、ニーズが顕在化します。自立シニアといえども、持病といかにつきあうか いかに自分らしく生活するかというところにサポートのニーズがありますが、健康で自分らしく生きるためにどうしたいかは人それぞれ異なります。それに対して、サポートがなんらかの役に立つと考えていただけるかがキーになります。
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伴奏パックが生活の一部に溶け込み、有償での継続者が出現しました。
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信頼できる窓口になれば、シニア固有の請負・斡旋業務の可能性があります。生活サポートの先にある課題について、ご相談をいただくようになっていますが、ご相談にどう対応していくか、各社の有するリソースや費用のことを考え、すべて利益換算するのかというところまで含めて議論すべきかと考えています。