講演+インタビューシリーズ『ライフスタイルを見る視点』


4.本のイベント販売とは?
佐藤:  本に絡むイベントというと読み聞かせや読書会くらいしかイメージできないのですが、そういった内容ではないわけですよね。
根木:  子供対象のイベントではないので、読み聞かせはしないんです。定期的なイベントを開くカフェとしては「CAFÉ Z」と「pieni..」があります。CAFÉ Zではイベントを年5回ほど開いています。pieni..では「本を読む考える」と題して、その回のテーマに関連する本を紹介しています。
その他にも単発の教室がありますが、1回当たり20〜30冊くらい、多い時は50冊くらいを持っていきます。テーマに関連する本も含めると、それくらいの冊数になるんです。
鈴木:  テーマの周辺も伝えて関連本も買ってもらうわけですか。言わば、本の実演販売のようなことなのかもしれませんね。
根木:  1回当たり1時間半から2時間のイベントになります。取り上げるテーマは僕が勝手に決めることもあるし、打ち合わせて決めることもありますが、毎回違うので手間がかかります。
松村:  そうしたイベントには同じ人が来るんですか?
根木:  定期的なイベントに来る人はリピーターが多くなりますが、10人中2、3人は新しい人が含まれている感じです。僕の希望する規模は10人くらいです。それ以上多い場合はマイクを使ったりしますが、7人くらいですとパソコンを見ながらワイワイ話すような感じになったりします。
鈴木:  読書会は何度かやったことがありますが、やはりそれとは違いますね。



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