 | |
 |
| 安倍： |
三草二木西圓寺の活動は、ソーシャル・インクルージョン（社会的包摂）という考え方に基づきます。具体的には、障害者の就労支援の場が高齢者のワークシェアの場にもなっていて、現在、野田町の女性4人が働いています。
ここでは障害者が漬物や梅干しなどを作っています。例えば、梅干しだったら7月や8月、沢庵だったら12月に仕込みを行うので、3人の方にはそうした時期の集中作業をしてもらっています。その一方で日常的な仕事もあります。かつての本堂を利用したカフェには、1人の方に週２〜３回ほど来てもらっています。また、三草二木西圓寺には温泉もあります。毎朝の掃除は障害者が担当する仕事の一つですが、一緒に掃除をして下さる方もいます。毎日お掃除をしているので、職員よりも設備などの状態を良く知っていて、障害者の掃除を職員のように見て下さっています。
|
|
