濱 |
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本能レベルの話だと思います。薪など自然が作ったものを燃やすと非常に心に訴えるものがあり気持ちがいい。子どもの頃にマッチを持ち出して火を燃やしてドキドキして楽しかったというのが、堂々とできる大人の楽しみです。火は家の中にあったほうがいいと思いますね。薪ストーブないときはろうそくを灯して食事するとか。
僕は自分のお箸を持ち運ぶほどエコロジストじゃないから、普通に割り箸使いますが、必ずそれは持って帰る。洗って乾かしてストックすれば焚き付けができる。紙を丸めて火を付け、細い木から太い薪を燃やすのが普通ですけど、紙はインクや漂白剤に何が入っているかわからない。灰を本当にきれいなものにするため全て木で燃したいから、細めの薪とマッチの間に割り箸が使える。そうすると、紙も使わず薪を木だけで煙らせず上手に燃やすのはテクニックがいるわけで、いわば一種のお手前です。火をつけるお手前を自分で楽しんで、今日は上手に焚けたとかいう感じですね。
冬場の4ヶ月の間、週に4回くらいは焚きます。まき割りも結構楽しいですよ。一瞬の緊張感で、パカーンと割れるのはなかなか爽快。若干危険も伴いますけど、そのリスキーなところがまたおもしろい。準備も燃やすのも大変ですけど、物質循環の一助になっているし、結構楽しめることが多いです。
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