講演+インタビューシリーズ『ライフスタイルを見る視点』


3.「ナノグラフィカ」はまちにとっての何?
松村:  ところで、ナノグラフィカの中心的な活動は何になりますか?
増澤:  なんだろう。個人の集まりであることは確かですけど。コアメンバーは4人いて、外部に1人、さらにサポートメンバー3人という感じなんですが・・。コアメンバーの2人は写真が担当、1人が喫茶とギャラリー担当です。私は企画担当です。近所を回って街の人たちと話をして、街歩きなど何かアクションを起こしています。改めて考えてみると、そうやってここで暮らしながら表現していくことが活動なのかな。
松村:  善光寺のご開帳の時でしたか、着物を着て街を歩くという企画がありましたね。
増澤:  主催は「門前文化会議」です。ここ数年「着物を着たいな」って思っていたんです。文化性とか合理性とかが面白いと思って。さらに着物で暮らせたらいいなっていう妄想も加わっていたりしますが、一つ一つの企画やアイデアを別立てにしていくと大変じゃないですか。ですから、生活とか暮らしというキーワードの中に全部入れていくというやり方をしています。
松村:  ここを使い始めたのはいつ頃からですか?
増澤:  2003年からです。最初に住んでいたのは私じゃなくて、今はもう結婚してやめちゃったメンバーです。その子が1〜2年ほど住んでいたんですが、私がここに住むことにしました。私の方が住人として適しているって(笑い)。今は息子(9歳)と相方と私の3人で住んでいます。

ナノグラフィカ:善光寺門前の町家を編集事務所兼住居として利用。喫茶スペースやギャラリーも併設。



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