写真提供:高齢者住宅財団提供
消融雪装置を設置したアプローチ (写真提供:高齢者住宅財団)
玄関から道路までの雪かきは、冬のアプローチ経路や緊急時の避難路確保のため不可欠ですが、高齢者にとっては、肉体的・精神的な負担が大きく、また、雪かき作業中の転倒等の事故も危惧されます。 さらに、アプローチの通路や階段、スロープは凍結すると滑りやすく、転倒事故の原因となります。
<解決方法> それらの負担や危険性を軽減するためには、アプローチ空間に屋根から雪が落ちてこないように、十分な落雪空間や堆雪空間(雪を積もらせておく空間)の確保を考慮した住宅の配置を行うことや アプローチを短くすることで軽減することもできます。
また、ロードヒーティングや消雪パイプ等の消融雪機器を設置することで、積雪のない通路を確保することができます。