1) イベントの目的と参加者
- 組みの1つとして、2024年11月23日 (日曜日) に、住民交流会「ひだか暮らしこま暮らし」(前掲表の10番) というイベントを行いました。
- イベントの目的は、こま武蔵台団地に関係する団体の活動を紹介し情報発信を内外に行うことで、参加者のこま暮らしの魅力再認識と団地への移住促進 (新規、出戻り等) を促すことと、シニア層と次世代メンバーの世代間交流を図ることです。
- ウェブを合わせて58名の参加をいただいています。参加者属性をみますと、各世代にまんべんなくご参加をしていただいているということと、約6割の方がこま武蔵台の住民だったことがあげられます。(下図)
2) こま武蔵台の魅力
- このイベントにさきがけて、こま武蔵台にお住いの次世代の方々12名へのグループインタビューを行っており、イベントでは「こまの魅力について語ってみよう」として、次世代グループインタビューから見えてきたものについて報告した上で、こまの魅力を語るパネルディスカッションを行いました。そして日高市 (こま武蔵台) でこんな取り組みをやっていますとの報告と交流会を行いました。グループインタビューから見えてきたものは次の3点です。
①こま武蔵台にお住まいになった理由と魅力:これは3つのグループに分けられるようです。1つ目がこま武蔵台で育って、一度街を離れたのですけれども、Uターンされた方々。人間関係が分かる安心感とか、子育てに適した場所という魅力を感じていらっしゃいます。2つ目は、都心に住んでいたが、都心で得られない環境を求めて最終的にこま武蔵台にたどり着いたという方です。都心では得られない自然環境、子育て環境と、ほどほど生活利便性が享受できるという魅力を感じていらっしゃいます。3つ目のパターンは、近隣に住んでいたんですけれども、こま武蔵台の魅力を感じて住み替えてきた方です。開発されたばかりの住宅地なのでインフラが整っている、そして駅から近いので生活利便性もほどほどいいという魅力を感じていらっしゃいます。
②こま武蔵台での暮らし方:仕事については在宅就業されている方、もしくはあの近くで働いていらっしゃる方が多いというところで、職住近接の生活スタイルができる場所というところがありました。あとは色々な趣味を持ってらっしゃる方がいらっしゃるので趣味を謳歌している、周辺環境にレクリエーションスポットもたくさんあるので、そういうところを楽しんでいらっしゃる方が多くおられました。
③こま武蔵台の暮らしを楽しむために必要なもの:まず、若い世代同士が交流とか情報交換できる場所が欲しいというようなご意見が多くありました。二番目は、歩いていける場所に買い物や飲食できる場所が欲しいということでした。3番目は子供が主役になれるような、室内の遊び場所が少ないとのことでした。4つ目が、若い世代が移り住んでくるために、受け皿となる住宅が必要であるということです。最後に、こま武蔵台の魅力を対外的に発信できる仕掛けが欲しいということでした。