流通ビジネス

成熟社会における住宅流通を考える

(株)リクルート住まいカンパニー 主任研究員 矢部智仁氏講演より
 郊外住宅地と一口にいっても、地域によって人口吸引力や住宅取引に大きな差異がみられる。居住者は案外自分の住んでいる街を見た目のイメージだけで判断している。街の魅力を高めるために「使いこなせる街」にすることが重要である。
 不動産流通を活性化するには、住宅には誕生からメンテナンス、再販、メンテナンス、更新等のサイクルがあり、そのサイクルを活かした市場の形成が重要である。日米の住宅投資額累計と住宅資産額を比較すると、日本の住宅は「資産」になっていない。住宅のような高額な物件に対して消費者が意思決定するためには、第三者的な専門の関与が求められている。
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