2006年4月に介護保険制度が抜本的に改正され、高齢者介護に関する考え方も大きく変化しています。新しい制度では、住み慣れた地域での生活を支えることをめざして、「地域密着型サービス」の名称のもと各種の新サービスが誕生しました。
 このセンターは、それを先取りしたもので、住宅地に馴染んだ2階建ての瀟酒な建物で各種のサービス提供が行われています。

デイサービス  
 在宅継続の支援、介護予防をめざして、送迎から健康チェック、各種活動、リハビリ、入浴、食事等のサービスを提供するスペースが1階全体に設けられています。
 円形の壁で囲まれた中央のスペースは、建具の開閉によって様々な雰囲気の空間を作り出すことができます。それを取り巻くように、食事スペース、畳座のスペース、リラクゼーションスペースが配置されています。  
 浴室の浴槽は桐素材で、壁や床材、間仕切りや建具など、住宅メーカーとして培ってきた積水化学のノウハウを生かして、やわらかく暖かみがあり、かつ健康や安全性に配慮したデザインになっています。
 


テンポラリールーム    


 病院や施設等から在宅に復帰するための中間的な経由地点として、2階部分にテンポラリールームが設けられています。ここで、各種の生活面での機能回復をはかり、また自宅に必要な改造や福祉用具を見極めるために、各種の機器類を試すことができるようになっています。介護保険の改正により、小規模多機能居宅介護事業が創設されたことにより、2006年7月からはこの事業を実施するためのスペースに活用される予定です。
  

トレーニングルーム    
 今般の介護保険の改正の目玉の一つである介護予防として、各種の運動機器を備えたトレーニングスペースが2階中央にあります。吹き抜けを介して1階とも空間が連続しており、開放的な雰囲気の中で汗を流すことができるようになっています。   

訪問看護、福祉用具貸与、訪問介護、 居宅介護支援事業所 

 
 
 各種の居宅介護サービスを届けるための事業所が開設されています。ケアマネージャー、看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士等の資格を持つスタッフ全員が一つのチームとなって対応する「チームアプローチ」を実践し、利用者一人づつの条件やニーズにきめ細かく対応することを目指しています。また、ここでは、各種の専門家や人材を育成し、教育、トレーニングする場となることも目指しており、そうした人材の受け入れを積極的に行っています。

 



トップページ | オアシス概要 | 建物紹介 | 事業・サービス | 質疑応答