昭和2桁世代が新たに高齢者のマーケットに参入するにあたって、新世代高齢者の暮らし方や住まい方に関心が集まっている。
2004年度には、そうした新しい動向について、需要者サイドの動き、供給者サイドの動きの両面について、各界から有識者を招いて講演と討議を行ってきた。一連の研究会を通じて、需要者、供給者ともに従来になかった様々な新展開を図っていることが明らかになった。
これに対して、2005年度は、高齢者の安定的な生活を成立させる上で、ハードと並んで重要なソフトサービス、すなわち、高齢者のための様々な生活支援サービスにどのような動きが出てきているのかを、一連の研究会を通じて明らかにし、Web上に公開していくこととする。
そして、第1回の今回は、マンション管理センターの廣田信子さんを招き、ソフトサービスの中でも、マンションに焦点をあて、「マンション管理と高齢者向けのサービス」について講演をしていただいた。 |