まちなみに配慮した住宅/応募事例/02
【株式会社東栄住宅】
■概要
1) 所在地 東京都世田谷区祖師谷6丁目
2) 敷地面積(m2 129.87m2
3)延床面積(m2 126.69m2
4) 前面道路幅(m) 6.0m
■推薦の内容(まちなみに配慮した事柄/コメント・写真・図版)
1) 建物デザイン面

現場全体で建物のデザインは変えつつ各棟の配色に統一感を持たす。
外構デザインは異なるものの関連性のある照明器具等を選定する。
デザインが異なる外観を格子等のパーツを共有させ統一感を図る。
一部屋根をあげることで、建物を大きく見せる効果を狙った。全体としては切妻屋根を主体にシャープなラインをだす計画とした。

2) 外構造園・植栽工事面

植栽スペースを積極的に確保して植栽を密に植えることで緑の量を増やすようにした。
シンボルツリーとしては、高木を多めに用いた。

3) カラー・素材等の面
ある程度現場内で統一された明るめの色を用いて棟ごとのつながりを持たせつつ現場全体が暗くならないよう心掛けた。
連窓・段窓を中心に考え、デザイン性を意識した。
4) その他

 

プロデューサーから

おそらく同時に建てられた3棟の建物が見えます。手前の建物は角地に建ち、2つの表情を持っています。
 明るい色調が足元に配した植栽といいバランスを保っています。最近の住宅では珍しい縦の線を強調したデザインは個性的です。
 大きな窓とバルコニーは、住まい手の趣味や嗜好を街に伝えるメッセージツールとして有効だと思います。