まちなみに配慮した住まいづくり
 −部位別提案手法マトリックス−
「公共公益・1.道路空間」-「II.快適・調和した穏やかさを出す」

舗装を変えたり、街路樹を植えたり電線類を地中化すると、まちなみ空間は見違えるほど良くなる。
既成市街地には位置指定道路による行止まり道路や4mに満たない道路も多く見かける。道路空間を拡幅するだけでなく積極的に見直すと、建物や外構のさまざまな手法が生きてくる。
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具体的手法
用語解説
素材(舗装)を工夫する
 適用分類:−
改善レベル:改築レベル
水路との境界にあたるが、丸い瓦と石を使うことで曲線をさらにやわらかにつくり出している
改善レベル:改築レベル
宅地内の道路と歩行者専用道路との交差地点。街区の表示も兼ねて舗装材を変化させ、楽しい空間につくられている

街路樹等で緑化する
 適用分類:−
改善レベル:改築レベル
海外の事例。コンテナと月桂樹の刈り込みが楽しい


排水溝を工夫する
 適用分類:−
改善レベル:新築レベル
電線類もなく、道路線形はカーブを描く風景はゆったりとした空間を感じさせる。中央側溝がほどよいアクセントとなっている


電線(地中化)・電柱を目立たなくする
 適用分類:−
改善レベル:新築レベル
電線類地中化は、まちなみをすっきり見せるのに重要


サイン・看板をデザインする
 適用分類:−
改善レベル:改築レベル
街路灯にも地域のゆかりの事象をモチーフとしたものは多い。照明機能だけでなく、景観要素として連続性を利用し地域性を表現することもできる



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