まちなみに配慮した住まいづくり
 −部位別提案手法マトリックス−
「建物・8.付帯設備」-「II.快適・隣家・通りへ配慮する」

建物に付随する設備の屋外部分には、エアコンの室外機、給湯機などがあり、メーター類とともに繁雑さの原因となっている。建物に収納する、隠す、一体化するなど手法はあるが、建物計画の段階で室外機の数など決め、設置場所を検討しておく必要がある。外部収納についても、従来の道具入れとしての機能ばかりでなく、分別方法が多様になったゴミの一時保管場所としても活用できる。細かなことであるが、まちなみで視界に入るものの中で占める割合は大きい。
(写真をクリックすると拡大表示されます)
具体的手法
用語解説
室外機を隠す
 適用分類:−
改善レベル:DIYレベル
室外機を隠す扉(開けた状態)※注:室外機の廃熱効果を妨げないよう開効率の高い扉とする必要がある
改善レベル:DIYレベル
室外機を隠すトレリス※注:室外機の廃熱効果を妨げないよう設計する。また、ファン前面に塀等がある場合、室外機の機種、塀の高さによって離すべき距離が決められている

建物と一体の物置とする
 適用分類:−
改善レベル:改築レベル
隣棟間の物置を塀と兼ねたデザインとする(店舗の例)
改善レベル:改築レベル
分別が義務つけられますます必要になるゴミの保管場所、掃除用具やガーデニング用品など、収納するものは多様だ


マトリックスへ戻る