まちなみに配慮した住まいづくり
 −部位別提案手法マトリックス−
「外構・1.擁壁」-「III.楽しみ・季節を感じる」

既成市街地でも、擁壁を見かける機会は多い。背丈を越えるほどになると、圧迫感もあり冷たく不快感を感じる原因となりかねない。特に狭小宅地に見られる垂直の擁壁では階段と一体につくる場合も多く、全体の工夫が必要である。素材と形態を合わせ、やわらかさを出す意匠が求められる。植物を配置するだけでも印象が変わる。
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具体的手法
用語解説
形態を工夫、高さをおさえる
 適用分類:4N、6N
改善レベル:新築レベル
石積み擁壁を低く抑え、木製バルコニー下を法面として植栽、通りに緑を見せている。圧迫感を緩和するとともに季節の変化を感じさせる



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