暮らしと住まい相談センターではビジネス思考ではなく、暮らしを良くするために、それに関連する様々な内容の相談に対応するといった活動を行っています。
当初は、住まいに特化した活動も考えていたのですが、始めてみると、「住まい」の中に暮らしが存在するのではなく、暮らし環境が満たされれば「住まい」も満たされるということに気がつきました。だから、ここは「暮らし」を基調とする相談センターです。特に、高齢になるにつれて増してくる不安感の背景には、実に様々な問題が複合して存在しており、家族、住まい、健康、家計等と切り離してみても全く意味がないことがわかりました。
相談は、あくまで「聞く」というスタンスです。金銭の話に首をつっこむようなことはぜず、年収や名前もこちらから問うといったことをひかえて相談にのっています。そして、相談の内容に応じて、関連する適切な情報を提供したり、具体的な行動に移せる相談窓口に繋げるといった活動をしています。
相談に対応するスタッフは、地域のことをよくわかっているごく普通の生活感覚を持ち合わせた人が適任と考え、女性が中心です。
このセンターは、いわば地域のクリニックのようなもので、まずはいろいろ問診で状況を把握して、必要に応じて専門医などに紹介するような役割を担っています。
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