昭和二桁世代が新たに高齢者マーケットに参入してくる状況下で、従来の「明治・大正」世代の方とはそもそも住宅に求めているニーズが変化してきているのではないだろうか。 そこで第1回の今回は、これからマーケットに参入してくる「50代からの居住者ニーズ」を探るため、マーケットの情報発信などを行っているリクルート「楽家」編集長の西川氏を講師に招き「50代からの住まい選びにみる熟年層の居住ニーズ」について講義をしていただいた。 新しい時代の高齢者 のニーズやマーケットが現在どのようになっているのか 、を明らかにしていく。
平成16年8月24日(水)
住宅生産団体連合会 会議室
昭和2桁世代が新たに高齢者のマーケットに参入するにあたって、そうした新世代高齢者が高齢期のくらし方や住まい方に関して、どのようなニーズを持ち具体的に行動するのか。 その内容をを中心に西川氏に講義をしていただいた。
50代前半でも住み替えを想定している人が多くいて、「いいものがあればすぐにでも」と思っている。定年まで4〜5年の猶予があるので物件探しは「急いではいないが、決断するときはスパッと決断」するように感じる。