全体計画図
湖岸の遊歩道に面する建物は、住民と歩行者の交流を保つ
所在地:
カリフォルニア州サクラメント
開発規模:
1,000エーカー/12,000人
開発主体:
リバーウエスト・デベロップメント
開発計画:
カルソープ・アソシエイツ
開発年度:
1989年〜

 地域全体の綜合的な交通体系とコミュニティ内の移動手段を有効的につなぎ、徒歩や自転車を中心として住民が自覚的にコミュニティをつくりあげる街というカルソープの基本設計によるネオ・トラディショナルタウン。その後、彼はこの事業から手を引くが、一部基本理念は受け継がれている。緑地帯、タウンホールなど公的アメニティ空間を中心軸におき、人造湖から放射線状に道路を配した印象的な計画である。湖沿い以外は全く別物の住宅地となっている。
水際のオープンスペースは、心を和ますリゾート地を漂わせる ガレージを通りに対し横向きに配置し、建物を含み位置関係をコントロールしている