ケントランドのシンボル、古くから親しまれてきた湖
全体計画図
所在地:
メリーランド州ゲイザーズバーグ
開発規模:
356エーカー/1,600〜1,700戸
開発主体:
グレート・セネカ・デベロップメント社
開発計画:
DPZ
開発年度:
1988年

 18世紀中ごろから親しまれてきた湖と起伏のある地形を活かし、ワシントンDC郊外のハイテク産業の回廊沿いに位置しながら人間味あふれる住宅地。7日間かけて、エンジニア、市の役人、デベロッパー、建設業者、一般住民がデザイン・プロセスで建築家たちへのアイディア提供を要請された。DPZのレクチャーの後、ワークセッションでいくつものプランが描かれ、批評され、また描かれた。プランは10年に及ぶ開発中にさまざまな調整が施されたが、最終ゴールであるミクストユース、多彩な住宅形式、パブリックスペース(文化施設、商業施設を含む)を重視しており、すべてが歩いていける計画は変わっていない。
ケントランドの中心にある湖周辺の住宅とグリーンベルト 自生の地形と樹木を残した住宅配置