まちなみに配慮した住まいづくり
 −部位別提案手法マトリックス−
「外構・8.樹木」-「III.楽しみ・風情・街の記憶」

大きな樹木を見かけることの少ない市街地だが、寺社の境内に残る大木を見ると、その存在感、木陰や風による音など捨てがたい魅力がある。アプローチやカーポートの一角を生かし、「わが家の樹」を植え、成長を楽しみたい。建替え時には、既存樹木を残すように考えたい。樹木の育つ時間を思えば、積極的に、木を生かした建物計画をする。剪定や落ち葉の処理など多くの配慮が必要だが、1本の樹木から得られる恩恵は多い。
(写真をクリックすると拡大表示されます)
具体的手法
用語解説
既存樹木を残す
 適用分類:4W、6W
改善レベル:新築レベル
窮屈な環境となっているが、保存樹木に指定されている大木。地域のシンボルともなっており、ここまで育つ年月を考えると何とか残したい
改善レベル:新築レベル
思い出のある木なのか、アプローチ部分のため計画全体に影響があったものと思われる。少し癖のある樹形が楽しい


マトリックスへ戻る