まちなみに配慮した住まいづくり
 −部位別提案手法マトリックス−
「建物・7.内外空間」

建物の内とも外ともつかない場所を内外空間とよび、演出して楽しめる時間を過ごす。まちなみをつくる要素としても通りに好印象を与える。狭くとも、テラス部分を通風性を考えた素材で囲う、パーゴラをつける、オーニングで日差しをコントロールする、植物の配置を工夫するなど、住み手の趣向が反映され、わが家ならではの空間となれば、生活も変わるかもしれない。住み手の活気は通りに現われる。
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用語解説
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I.安心
期待できる効果:I.安心・領域・プライバシーを確保する
具体的手法:サンルームをつくる
適用分類:−
改善レベル:新築レベル
中間領域を充実させ、プライバシーを確保
期待できる効果:I.安心・領域・プライバシーを確保する
具体的手法:サンルームをつくる
適用分類:−
改善レベル:新築レベル
建物から梁を出して飛梁(フライングバットレス)とし、外構と建物を一体化し、中間領域に表われてくる雑多な物を見せない

II.快適
期待できる効果:II.快適・ゆとりをつくる
具体的手法:居間の連続で半戸外スペースをつくる
適用分類:−
改善レベル:改築レベル
雑多な物の外部への漏れ出しをリビングテラスで抑える。形状・素材とで建物全体に、楽しい表情がでる
期待できる効果:II.快適・ゆとりをつくる
具体的手法:居間の連続で半戸外スペースをつくる
適用分類:−
改善レベル:改築レベル
建物の配置で風通しや日差しに配慮する。この心地よさが通りからも垣間見られると楽しい
期待できる効果:II.快適・エコロジー(生き物との共生)
具体的手法:居間の連続で半戸外スペースをつくる
適用分類:−
改善レベル:DIYレベル
夏の室内環境を快適にする装置として中間領域をつくる。ガラス面への直射日光を遮り、テラス床面からの輻射熱を防ぐ効果がある。すだれ越しの光は見た目にもさわやか
III.楽しみ
期待できる効果:III.楽しみ・季節を感じる
具体的手法:居間の連続で半戸外スペースをつくる
適用分類:−
改善レベル:改築レベル
バーゴラとスダレで囲み、快適な屋外空間をつくる。活用の幅が広がる



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