にいがたユニバーサルデザイン住宅の視点
     
 

 にいがたユニバーサルデザイン住宅は、「思いやりの気持ち」、「地域との共生」、「時間との共生」、「環境との共生」、「雪との共生」の視点を念頭におきながら8つの住宅性能が提案されています。

 
     
にいがたユニバーサルデザイン住宅の視点
 
@地域との共生
A時間との共生
住宅内に地域等とつながる共用空間の確保が求めらます。そこでは、玄関先で近所の人と話をしたり、縁側で近所の人とお茶を飲んだり、家事や介護をする傍らで子供が遊ぶなど、住まい手や親しい友人、近所の人々との交流の場、さらに地域との支えあいや交流、個人と他者とのさまざまなつながり方が可能となります。 住まいにじっくりと時間と手間をかけ、たっぷりの愛情を注ぎ、私たちの「たたずまい」を考え、次世代にも愛される、味わいや風格のある住まいや生活空間、住環境をつくる視点が求められています。また、愛着のある住まいに長期にわたって住み続けられるためには、乳幼児から高齢者まで、幅広い年齢層にとっての安全性の視点も求められます。
B環境との共生
C雪との共生
住まいの設計段階から施工後のメンテナンス(維持管理)を含め、環境問題を考慮しつつ、環境と共生しながら誰もが安全で快適に生活するためにも、世代を超えた長寿命の住まいづくりの視点が求められています。 少子高齢時代を迎え、高齢者による屋根の雪下ろし作業における転落事故、高齢者の外出機会の必要性から、住宅内部だけにとどまらず、住宅外においても安全で快適であることが重視されます。また、特に豪雪地帯や特別豪雪地帯では、自然や周辺環境との調和など、景観に配慮した住まいづくりが求められています。誰もが雪処理などの身体的な負担を感じることなく、安全で快適である景観に配慮した住宅を推進するため、「雪との共生」に取り組む視点が必要です
8つの住宅性能へ

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