リフォームの動機  祖母が骨粗鬆症で歩行困難となり、居室である和室から一人で出ることが出来ず、食事も別にとるようになりました。入院中に更に骨折して車いすでの移動となった為、退院までにバリアフリーにリフォームしました。

所在地 埼玉県鴻巣市
対象住宅 築後22年 在来木造 総工事床面積113.6F
居住者構成 4人(高齢者1人)
竣工・期間 竣工13年11月 設計期間90日 施工期間60日
工事費 該当部分637万円 総工事費1900万円
設 計 三井デザインテック(株)
施 工 三井デザインテック(株)
第19回 リフォームコンクール受賞作品


 

 介護を担う一家の主婦が、明るく居心地の良い空間で過ごせるよう配慮し、団らんに参加できる対面式キッチンにしました。また、結婚した子供や親戚が泊まれるよう和室を客間として使えるようにしました。介護のためだけでなく、今のライフスタイルや設備に対応した快適な住まいをめざしました。

 

居間と食堂を一体化して広いLDKとし、隣接して祖母の居室(洋室)を設けました。LDK、祖母室、水回り、トイレ等は床レベルを揃え、車いすで自由に動き回ることが出来るようにしました。これにより祖母が再び家族と一緒に食事できるようになりました。また、車いすと共に介護の動線も改善しました。
リフォーム前 リフォーム後 


リフォーム

車いすで入れるようスペースを広げ、祖母室から直接入れる出入口を設けました。現在は、夜間も介助なしで使用しています。

洗面台は2ボウルとし、車いすの祖母と同時に他の家族も使えるようにしました。また、洗面所と浴室の通風を確保する為、対面する壁に窓を設けました。

リフォーム前

リフォーム後

車いすで入れるようスペースを広げ、祖母室から直接入れる出入口を設けました。

リフォーム前

リフォーム後 

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