9人のバーバパパ一家が住んでいた地域の再開発のために家を追い出され、コンクリートの箱でしかない共同住宅に住みます。
 しかし、どうしてもその家にはなじめないために、一家で新天地を求めて、郊外の空気がよく居心地よさそうな丘の上に土地を見つけ、自分たちのライフスタイルにあった住まいを一家が助け合った自分たちの手でつくります。ところがせっかく楽しくらしている居住地に開発の波が押し寄せてきたために、家族で協力してつくりあげた快適な住生活や住環境を追い出されそうになり、家族みんなで住環境を守るという絵本です。
<アネット・チザン&タラス・テーラー作 やましたはるお訳 講談社>
●学習の流れ
STEP 1
家族が住むための住まいの広さや大きさはどのくらい在ればよいか考えてみよう。
さらに、そこでどんな暮らし方をしたいか考えてみよう。
STEP 2
再開発や開発がどのように進められていくのか、その仕組みや関連する法律を調べてみよう。
STEP 3
現代と昔では住まいの作り手が違います。その違いやなぜ作り手が異なるのかを調べてみよう。
さらに現代では、居住者と持ち主、建設者が異なりますが、そこから派生する問題を考えてみよう。
STEP 4
すまい・まちづくりにおいて住民参加で行われる事例があります。どのように行われているか調べてみよう。
例えば、コープラティブ・ハウスや都市マスタープランづくりへの参加の仕方などについて。
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