●学習のねらい
 まちを色で表現してみることにより、色はまちの大きな要素であることに気づく。また将来、自分がまちを構成する一員となった時に、まちの色のイメージを大切にしながら色を考えることができるようにする。
●教育・学習の対象
 小学生、中学生
●指導のポイント
 各学年の発達段階にあわせ、色の表現がしやすい画材を用意する。技巧より、表現したいことを表しやすくする工夫をしたい。
●準備する材料、事項
 材料:画用紙、絵の具、ローラー、絵筆、新聞紙
 準備:ローラーを使えるようなパレットに絵の具を用意する
●展開とその方法
STEP 1 自分のまち 色のイメージを表現しよう
ローラーや、絵筆を使って、自分のイメージするまちの色を表現してみる
STEP 2 色のイメージ ヒントをさがそう
どんな建物や、まちの要素 (緑や水辺、施設など) が自分のイメージのヒントになったか、考えてみよう。
  子どもの描いたイメージに応じて;
     水色の絵→まちの中で水色のものは何かな? 海や川、住宅の壁の色、
     緑色の絵→どんな所の緑色が目立つかな? 森や林、街路樹、住宅の庭
STEP 3 夢色のまち
自分の描いた色のイメージ画をベースに、こんなまちになったらいいな、という理想のまちを線画で描いてみる。
(当初描いたイメージ画が理想とかけ離れていると思う児童が多い場合には、理想の色から描き直してみてもよい)
●架空のまちを描いた子どもの絵