<戻る
 

ライフライン確保のためのセカンドハウス


 
住所:   静岡県裾野市
種別:   戸建住宅
居住者:   夫婦、子供夫婦、孫
次世代基準の地域区分:   ?
設計者:   ミサワホーム株式会社
施工者:   データなし
施工年:   2000
敷地面積:   1041.12m2
建設面積:   81.150002m2
延床面積:   123.38m2
構造:   木造
階数:   2階
 
地域性を生かした点:
富士山の裾野に位置する閑静な別荘地。樹々に囲まれた空間に、急勾配の大きな屋根と陽の光を受けて輝いているソーラーパネルが印象的な住まいとなりました。荒々しく塗り上げられた左官と石の質感を十分活かした外壁により、建物の存在感を強調させました。一見、山小屋風の外観に、新感覚グレー色のサッシとシャッター、傾斜地に張り出したウッドデッキを設けたことで、新しい雰囲気を醸し出しております。外部と内部の繋がりをイメージし、ジョリパッドの左官仕上げを内部にも施す等、ロケーションの変化を異質なものに感じさせない工夫を行いました。
エコ技術について特に配慮・工夫したこと:
セカンドハウスではあるものの、災害時にライフラインの供給が停止しても自給できるようにしたかったため、太陽光発電を採用し、深夜電力を利用した給湯設備を整えました。自然素材を使い、荒っぽい仕上げを施すことで、周囲の環境にいかに融合させるかということを徹底的に心掛けました。

住んでみて 良かった点・得したこと:

災害時にライフラインの供給が止まっても大丈夫なように、サバイバルとクリーンエネルギーを家づくりのテーマとしました。備蓄食も約1ヶ月分保有しています。別荘にソーラーパネルは無駄と思われるかもしれませんが、非常時に対する備えとはそもそも無駄なものです。自宅は郊外にあり今では都会の家が働くためのセカンドハウスの様です。自宅にいながら別荘の打ち合わせができる「リゾートリビング・プロジェクト」にして正解でした。
 

外観



内観


 
 
採用している要素技術

1) 暖かさを逃さない・暑さを入れない工夫
★★
2) みんなに自慢できる素敵なまちにする工夫
★★
3) 自然エネルギーを活かす工夫
★★★
4) 緑を活かして室内を快適にする工夫
5) 太陽エネルギーを積極的に活用する工夫
★★★
6) エネルギーを大事にして家を建てる工夫
★★★
7) 大切に長く住むための工夫
★★★
8) 自然素材の活用
★★★
9) シックハウス対策製品の活用
★★★
10) 室内の空気を清浄に保つ工夫
★★★
11) 誰もが安全で暮らしやすい工夫
★★★
12) 生活ごみを減らす工夫
13) 水の使用量を減らす工夫
★★
14) 生き物や植物にとっても心地よいまちにする工夫
★★
15) 心地よい庭つくる工夫
★★★
16) 環境配慮型建材等の活用
★★
17) 効率の良い省エネルギー型設備機器の活用
★★
 
 

★:少しでもとりくんでいる ★★:積極的にとりくんでいる ★★★:主要なテーマとして、積極的にとりくんでいる

 
<戻る