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稲嶺の家


 
住所:   沖縄市名護市
種別:   戸建住宅
居住者:   夫婦、子供一人、お母様
次世代基準の地域区分:   ?
設計者:   ?東設計工房 山城東雄・島袋勝也
施工者:   嘉敷組
施工年:   2002
敷地面積:   310m2
建設面積:   80m2
延床面積:   74.519997m2
構造:   木造
階数:   1階
 
地域性を生かした点:
この住宅の建つ場所は古くからの集落の中にあり、うっそうと茂る、ふく木の並木を大事にそれに似合う赤瓦の屋根にしようというのが最初の施主の希望でもあり意見が一致した点でもある。できる限り地場産の材料(赤瓦・ブロックなど)を使い、周辺環境に馴染ませようとした計画である。
エコ技術について特に配慮・工夫したこと:
混構造で木造小屋組を取り入れ室内を木に囲まれた空間にしたいと提案した。また隣近所との共同体意識の強いこともあり、開放的な縁側(半戸外空間)を取り入れた。 ※この開放的な縁側は沖縄の住まい作りの代表的な知恵で「アマハジ(雨端)的空間」ともいいます。影を多くして涼を作り出す空間のことで、独立した丈夫な柱で軒を深くし天井をできるだけ高くして、吹抜けで風の流れをつくりだします。

住んでみて 良かった点・得したこと:

データなし
 

アマハジ(雨端)



リビングからキッチンをみる



南側外観



濡縁のある開放的なアマハジ(雨端)空間



外と内をつなげる開放的な窓


 
 
採用している要素技術

1) 暖かさを逃さない・暑さを入れない工夫
★★★
2) みんなに自慢できる素敵なまちにする工夫
★★★
3) 太陽エネルギーを積極的に活用する工夫
4) エネルギーを大事にして家を建てる工夫
★★
5) 誰もが安全で暮らしやすい工夫
★★
6) 生活ごみを減らす工夫
7) 自然素材の活用
★★
8) 水の使用量を減らす工夫
★★
9) 環境配慮型建材等の活用
★★
10) 効率の良い省エネルギー型設備機器の活用
★★
11) 自然エネルギーを活かす工夫
★★★
12) 緑を活かして室内を快適にする工夫
★★★
13) 大切に長く住むための工夫
★★
14) シックハウス対策製品の活用
★★
15) 室内の空気を清浄に保つ工夫
16) 生き物や植物にとっても心地よいまちにする工夫
17) 心地よい庭つくる工夫
★★★
 
 

★:少しでもとりくんでいる ★★:積極的にとりくんでいる ★★★:主要なテーマとして、積極的にとりくんでいる

 
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