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木なりの家


 
住所:   茨城県龍ヶ崎市
種別:   戸建住宅
居住者:   3人家族
次世代基準の地域区分:   ?
設計者:   共同組合茨城県木材住宅センター、?岩村アトリエ+?宮坂建築事務所
施工者:   ?北澤工務店
施工年:   1997
敷地面積:   201m2
建設面積:   128m2
延床面積:   113m2
構造:   木造
階数:   2階
 
地域性を生かした点:
中間期や夏期の卓越風を室内に取り込み自然換気を促がす工夫として、オーニング型の開口部や越屋根を設置した。夏期の熱射と冬期の夜間における放射冷却から室内の温熱環境を快適に保つため、屋根面の断熱性能を向上した。また、熱的環境ゾーンとして居間の南面に温室を設けた。
エコ技術について特に配慮・工夫したこと:
「茨城県地域適合型木造住宅」のモデルプロジェクトとして、アフォーダブルで質の高い木造住宅供給のあり方を、地域の工務店と共に模索したモデル住宅である。真壁民家型構法を基本に、2×4に見られるプラットフォーム構法や面剛性を確保する大壁構法の長所をミックスして、工程や材積を削減する合理化を徹底した。また、その一方でシンプルな架構によってどれだけ多様で可変な空間が可能なのか、しかも熱的にパッシブで快適な住環境が実現できるのかがテーマであった。

住んでみて 良かった点・得したこと:

データなし
 

プランの異なる2棟の木なりの家



越屋根を活かして自然換気を促す



床を張れば居室にすることができる吹抜け部分


 
 
採用している要素技術

1) 自然エネルギーを活かす工夫
★★
2) 緑を活かして室内を快適にする工夫
★★
3) 効率の良い省エネルギー型設備機器の活用
★★
4) 太陽エネルギーを積極的に活用する工夫
★★
5) 暖かさを逃さない・暑さを入れない工夫
★★★
6) エネルギーを大事にして家を建てる工夫
★★
7) 大切に長く住むための工夫
★★
8) 環境配慮型建材等の活用
★★
9) 自然素材の活用
★★★
10) シックハウス対策製品の活用
★★
11) 室内の空気を清浄に保つ工夫
★★★
12) 誰もが安全で暮らしやすい工夫
★★
13) 生活ごみを減らす工夫
14) 水の使用量を減らす工夫
15) 心地よい庭つくる工夫
★★
16) みんなに自慢できる素敵なまちにする工夫
★★★
17) 生き物や植物にとっても心地よいまちにする工夫
★★
 
 

★:少しでもとりくんでいる ★★:積極的にとりくんでいる ★★★:主要なテーマとして、積極的にとりくんでいる

 
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