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ザ・ステイツ平和台


 
住所:   東京都練馬区
種別:   集合住宅
居住者:   データなし
次世代基準の地域区分:   ?
設計者:   株式会社デザインテック
施工者:   環境建設株式会社
施工年:   0
敷地面積:   2221.49m2
建設面積:   1110.91m2
延床面積:   4726.5m2
構造:   RC造(鉄筋コンクリート造)
階数:   7階
 
地域性を生かした点:
・緑を街並みと一体になるように建物周囲、接道部に配置。
・壁面緑化、屋上緑化により街並みに緑を創出
エコ技術について特に配慮・工夫したこと:
・エコミックス理念:自然の力を活かし、快適な住環境を創る。この理念の基に、都市に居ながら、自然の心地良さを感じる住まいを創り出す。
・都市部では直射日光にさらされた建物やアスファルト、駐車場の車など住まいのまわりで熱を放射するものが非常に多い。植物を住まいのまわりに効果的に配置することで、このような熱を住まいの外で遮断し、且つ、もう一方で植物が生み出す冷気を住まいに取り入れる工夫を採用。
?陽を制す(暑さを寄せつけない)
バルコニー側には、夏は日よけに冬には日差しが差し込む、ケヤキやヤマボウシといった落葉高木を中心に植樹。また、外から侵入してくる熱を外へ追いやるため、バルコニー空間を中心にして、外付けの日除けシェード、バルコニー緑化、屋上緑化、壁面緑化を施し建物自体を暖めない。
?緑の力をかりる(冷気を積極的に作り出す)
直射日光を遮る以外にも、建物の敷地内で意図的に植物の蒸散作用を利用した冷気を生成、供給することを目的に効果的に植物を設置
?風を操る(外部の冷気を室内へ導く)
意図的につくり出された冷気は、各住戸の玄関ポーチに溜まるように工夫され冷気の取り入れ口としてデザイン。(ライトコート、玄関脇のブリーズウィンドウ、キッチンの風取り窓、ルーバー面格子等)また、夜間の外部冷気を取り入れ、室内を冷やすために寝ている間も安心して窓を開けることができる防犯窓も設置。
これら???の3つの工夫を組み合わせ、自然な快適さを創造。
(上記は主に前頁の項目1.2.及び11.16.の部分)

・雨水利用のビオトープを設置
外部からの輻射熱を遮り、緑や水の働きによって冷気をつくる天然の空調装置として設置。 スイレンなどの水生植物やめだかなどおり、雨水循環を利用した親水スペースです
(前項の15.17.)

・人の健康・安全を考えた室内環境の工夫
ホルムアルデヒド対策(E0・FC0、SV規格、ノンホルム接着剤の採用)
24時間換気システム
自然素材の提案(リノリウム、無垢材、ケナフ、檜) − 選択性です
ユニバーサルデザインの採用(フラットフロア設計、低床浴室、浴室手摺、玄関ポーチ床はノンスリップシート等)
(前頁項目10.11.12.)

住んでみて 良かった点・得したこと:

データなし
 

陽をさえぎる緑のカーテン



雨水を利用したビオトープ



建物を暑さから守る屋上緑化



輻射熱を遮り、冷気をつくる緑の壁



バルコニーを日射から守る日除けシェード


 
 
採用している要素技術

1) 暖かさを逃さない・暑さを入れない工夫
2) みんなに自慢できる素敵なまちにする工夫
★★
3) 太陽エネルギーを積極的に活用する工夫
4) エネルギーを大事にして家を建てる工夫
5) 誰もが安全で暮らしやすい工夫
★★
6) 生活ごみを減らす工夫
7) 自然素材の活用
★★
8) 水の使用量を減らす工夫
9) 環境配慮型建材等の活用
10) 効率の良い省エネルギー型設備機器の活用
11) 自然エネルギーを活かす工夫
★★★
12) 緑を活かして室内を快適にする工夫
★★★
13) 大切に長く住むための工夫
14) シックハウス対策製品の活用
★★★
15) 室内の空気を清浄に保つ工夫
★★★
16) 生き物や植物にとっても心地よいまちにする工夫
★★★
17) 心地よい庭つくる工夫
★★★
 
 

★:少しでもとりくんでいる ★★:積極的にとりくんでいる ★★★:主要なテーマとして、積極的にとりくんでいる

 
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