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屋久島環境共生住宅


 
住所:   鹿児島県熊毛郡上屋久町宮之浦
種別:   集合住宅
居住者:   県営住宅24戸+町営住宅26戸
次世代基準の地域区分:   ?
設計者:   鹿児島県土木部住宅課+上屋久町建設課+?岩村アトリエ・鹿児島県建築設計監理事業共同組合設計業務企業体
施工者:   データなし
施工年:   2000
敷地面積:   19750m2
建設面積:   0m2
延床面積:   79m2
構造:   木造
階数:   1階
 
地域性を生かした点:
自動車教習所の跡地に計画された県営住宅26戸+町営住宅24戸、計50戸の屋久島環境共生住宅は、島の自然と生活文化を丹念に読み取ることで集落としての構造を形成するよう計画された。伝統的な集落の工夫に学び、創造を絶する雨量や暴風、そしてシロアリに耐える南の住まいのあり方をアフォーダブルな方法で追求した。その結果、平屋で木造の棟割長屋を基本に、極めて単純な配置構成をとることとなった。石垣と生垣と切妻屋根の組み合わせは強風対策の結果であるが、やがて成長する緑とともに極めて安定した美しいまちなみを作り出している。
エコ技術について特に配慮・工夫したこと:
風車(風力発電)、ビオトープ(水盤)、せせらぎ、親水緑地保全区域、一坪菜園、集合駐車場、環境緑地帯 現地形になじんだ安全で美しい造成、まちなみの創出 かつての海岸段丘樹林の再生を目指す緑化ネットワーク 屋久島の自然素材(木・石)を活かした住まい・まち 台風。豪雨・塩害・シロアリに耐え、長く使える基盤整備と家のつくり シンプルな軸組みとバリエーションで、多彩な型別供給

住んでみて 良かった点・得したこと:

データなし
 

換気を促す越屋根と日差しを遮る庇



住宅から海を望める



住棟間の背割りコモン


 
 
採用している要素技術

1) 自然エネルギーを活かす工夫
★★
2) 緑を活かして室内を快適にする工夫
★★★
3) 効率の良い省エネルギー型設備機器の活用
4) 太陽エネルギーを積極的に活用する工夫
★★
5) 暖かさを逃さない・暑さを入れない工夫
★★★
6) エネルギーを大事にして家を建てる工夫
★★
7) 大切に長く住むための工夫
★★
8) 環境配慮型建材等の活用
★★
9) 自然素材の活用
★★★
10) シックハウス対策製品の活用
★★
11) 室内の空気を清浄に保つ工夫
★★★
12) 誰もが安全で暮らしやすい工夫
★★
13) 生活ごみを減らす工夫
14) 水の使用量を減らす工夫
15) 心地よい庭つくる工夫
★★★
16) みんなに自慢できる素敵なまちにする工夫
★★★
17) 生き物や植物にとっても心地よいまちにする工夫
★★★
 
 

★:少しでもとりくんでいる ★★:積極的にとりくんでいる ★★★:主要なテーマとして、積極的にとりくんでいる

 
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